【FX4クラウドとFX2】TKC証憑ストレージサービス(TDS)・スキャン後仕訳方法マニュアル
このマニュアルでは、FX4クラウドまたはFX2のご利用企業様における日常業務(仕訳との連携)の一連の流れ中から、
スキャン後仕訳の方法を紹介します。
STEP1 スキャンする
スキャンの方法はコチラの記事をご参照ください。
TKC証憑データサービス(TDS)でスキャンをする方法 | FX4クラウド
STEP2 仕訳計上
<1>TKCデータセンターから最新データの受信
FX4クラウドまたはFX2のトップページより「11 スキャンデータからの仕訳計上」をクリックします。
TKCデータセンターから最新の証憑データを自動受信します。
<2>受信状況の確認
受信したデータの一覧が表示されます。
TDSに登録した「書類の種類」のうち、仕訳計上対象(受信対象)と設定した「書類の種類」が表示されます。
[データ確認]をクリックします。
<3>仕訳計上対象データの確定
受信したデータのうち、仕訳の重複を防ぐためFX2などにすでに入力済みのものがないか確認します。
既に計上済みの仕訳があれば、[F9 計上対象外]をクリックします。
☆過去に同じ種類の仕訳を読み込んでいる場合、前回の仕訳の内容が初期表示されます。
※同じ種類の取引かどうかは「書類の種類」と「取引先名」で判断します。
<4>仕訳の補正
[行訂正]をクリックし、受信したデータの勘定科目や課税区分などを補正します。
勘定科目や課税区分などが初期表示されている場合でも、表示内容の妥当性をチェックします。
☆過去の仕訳(仕訳DB)や仕訳辞書からの複写機能を利用することで、簡単に仕訳の補正処理が行えます。
<5>仕訳の計上
補正処理完了後、受信済みデータの一覧画面に戻ります。
補正が完了したデータについては、「仕訳計上」欄に「可」と表示されます。
[F4 可仕訳計上]をクリックし、補正済みのデータについて仕訳計上します。
STEP3仕訳帳からの証憑問合せ
「仕訳帳」から計上されているか確認ができます。
マニュアルは以上になります。
スキャン後仕訳をする最大のメリットは「仕訳の自動化」
「スキャン後仕訳方式」の大きな特徴となるのが、「仕訳の学習機能」です。
仕訳の学習機能とは、仕訳ルールを会計ソフトが学習していく機能のことです。
取引先や金額など、これまでの仕訳データが会計ソフトに蓄積されていきます。
それら蓄積されたデータをもとに、仕訳入力を会計ソフトが自動で行います。
証憑の貼付についても、会計ソフトが学習したルールをもとに自動で行ってくれます。
仕訳の手入力が減るため、仕訳入力作業の時短、さらにはミスの減少につながります。
「スキャン後仕訳」とは?
TKC証憑ストレージサービス(TDS)で証憑をスキャンし、TKCデータセンターに送信します。
この証憑データをFXクラウドで受信して、仕訳を計上します。
仕訳計上後、証憑データが自動的に仕訳に貼り付きます。
スマホやタブレットで証憑をスキャンする場合、スキャンした証憑を見ながら仕訳を入力したい場合におすすめです。
スキャン後仕訳を導入する最大のメリット「仕訳の自動化」
領収書や請求書からの仕訳のパターンを会計ソフトが学習していくため、次回からの仕訳がかんたんになります。
一度仕組みを作ってしまえば、ルーチンの作業が大幅に軽減されます。
TKC証憑ストレージサービス(TDS)、大変便利ですので、ご活用ください!
▶計上済みの仕訳に領収書や請求書を貼付する方法はこちら