【FXクラウドシリーズ】インボイス登録番号(適格請求書発行事業者登録番号)を一括登録する方法
2023年10月より、インボイス制度が始まりました。
今回のマニュアル動画では、クラウド会計ソフト(FXクラウドシリーズ)の取引先マスターに登録している取引先について、事業者登録番号を一括登録する様子を動画にしました。
「大きな手間をかけず簡単にできる!」ということを感じていただけましたら幸いです。
インボイス制度対応については、越前市の梅田会計にご相談ください。
2023年10月より、インボイス制度が始まりました。
今回のマニュアル動画では、クラウド会計ソフト(FXクラウドシリーズ)の取引先マスターに登録している取引先について、事業者登録番号を一括登録する様子を動画にしました。
「大きな手間をかけず簡単にできる!」ということを感じていただけましたら幸いです。
インボイス制度対応については、越前市の梅田会計にご相談ください。
2023年6月のレベルアップで証憑保存機能で読み取った日付と会計の取引年月日の日付を連携できるように変わりました。
事前設定が必要ですので、忘れずに行ってから仕訳計上をしましょう。
今後の業務フローは、
①領収書や請求書といった証憑をAIで読み取り、
②会計ソフトが学習した仕訳が正しいことを確認し、
③会計へ取り込む
という流れになります。
AIで取引年月日、取引先名、適格請求書発行事業者の登録番号、消費税の税率ごとの取引金額等、精度高く読み込むことができるため、正しい仕訳を会計ソフトに学習させることができれば事務負担が軽減されます。
会計ソフトへの正しい仕訳のセットは弊事務所が納品前に行います。
インボイス対応ができる業務の流れに見直しを行いましょう。
証憑保存機能に保存した証憑から仕訳計上する際の 事前準備(取引年月日の連携)について、
設定の確認方法を動画にしました。
一度設定してしまえば、以後は対応不要です。 一度確認してみてください!
FXクラウドシリーズでは、インターネットバンキングのデータ、クレジットカードの利用明細データを簡単に確認し、仕訳計上することが可能です。
その機能を「銀行信販データ受信機能」と呼んでいます。
・銀行の取引明細データやクレジットカード利用明細のデータを一括受信できる
・銀行残高と帳簿残高との差の有無を確認しながら仕訳作成ができる
・一度登録した仕訳は仕訳ルールとして保存されるため、次回以降仕訳が自動作成される
この機能を利用することによって、
・業務負担(時間・工数)の軽減
・転記ミスの防止
につながります。
銀行信販データを受信し、仕訳計上する過程を画面収録しました。
*音は出ません
(動画視聴所要時間:36秒)
※使用データは、梅田会計のサンプルデータを使用しています。
▶FXクラウドシリーズ(FX2クラウド・FXまいスタークラウド)のマニュアル一覧はコチラ
保存する書類(例えば、領収書や請求書等)の書類の種類については、書類の種類メニューで登録することができます。
登録した書類の種類については、[紙のスキャン保存]か[電子取引データの取り込み保存]かを書類の種類ごとに設定します。
取引内容をOCRで読み取る場合については、[OCR読取]にチェックをいれます。
また、自社の発行した請求書等、宛先の取引先名を読込みたい場合は、自社発行の請求書控えにチェックを入れます。
書類の種類の追加が終わりましたら、業務分類メニューから、書類種類と業務分類との紐づけを行います。業務分類ごとに各書類種類への保存・閲覧・差替え・削除の権限を付与することができます。
書類の種類を追加した場合、その書類の種類と業務分類との紐づけを必ず行うよう気を付けましょう。
※下の画面はメニュー権限のあるユーザーのみアクセス可能です。アクセスできない場合は、権限の付与状況をお確かめください。
「過去の仕訳帳を加工して新しい仕訳として取り込みたい、他社のデータを活用して仕訳帳を作成して取り込みたい。」
そのような時には、仕訳帳(エクセル)の読込機能を使いましょう。
ホーム画面>財務会計>仕訳データの読み込み>仕訳帳(EXCEL)の読み込み
から読み込み可能です。
また、画面右上の [EXCEL読込の仕訳抽出] から仕訳をエクセル形式で出力することができます。
出力されたエクセルファイルを加工し、その形式のままファイルを取込、仕訳を作成することができます。
「管理資料を使ってそのまま仕訳として取り込みたい」という場合は、FX4クラウドのMRからの仕訳計上がおすすめです。
こちらも併せてご確認ください。
エクセルからの仕訳計上を活用して事務負担を減らす(仕訳連携機能)
2023年6月のレベルアップで証憑保存機能で読み取った日付と会計の取引年月日の日付を連携できるように変わりました。
事前設定が必要ですので、忘れずに行ってから仕訳計上をしましょう。
ご相談はお気軽にお問合せください。
FX2クラウドでは、勘定科目の口座別管理(勘定科目に補助コードを付けて管理)が可能です。
事業や組織など各社の状況に応じて、任意で設定が可能です。
◆普通預金:銀行口座別に分けて管理する。
◆長期借入金:借入別に分けて管理する。
◆接待交際費雑費:取引の内容別に分けて管理する。
◆雑収入:補助金の種類別に分けて管理する。
※勘定科目ごとに「口座別管理」を行うか「取引先別管理」を行うかの設定変更については、会計事務所のみ変更可能のため、必要の場合、ご相談ください。
今回のマニュアルでは、勘定科目の口座別管理の設定(新規登録・修正・削除)の方法を紹介いたします。
※視聴時間 1:09
音は出ません
1・トップメニューより「設定>勘定科目情報>勘定科目」を選択しダブルクリックします
2・口座別管理の設定追加や変更をしたい勘定科目の「▶口座別」をクリック
3・修正や削除の場合には「▶修正」「▶削除」をクリック。
新たに追加したい場合には、右上[登録]をクリックします。
4・コード、口座名を入力し、[OK]をクリックすると完了
一つの仕訳伝票に対して、一つの証憑を貼付することが多いと思いますが、
見積書や契約書など、その取引に係る証憑を複数貼付可能です。
固定資産を購入した際、見積書や納品書、請求書など異なる証憑をひとつの仕訳に貼り付けることができます。
今回は、一つの仕訳伝票に対して、複数の証憑データを貼付する方法をマニュアルにしました。
すると、証憑貼付済みの仕訳も含め、すべての仕訳が表示されます。
入力済みの仕訳に証憑を貼付する方法は、以下の2つがあります。
<1>証憑(スキャンorパソコンに保存済みのPDF等データ)を貼付する
<2>証憑保存機能に既に保存済みの証憑を貼付する
それぞれ手順を以下紹介します。
スキャナまたはパソコンに保存済みのファイルから読込み、証憑を仕訳に貼り付けることができます。
[登録(スキャン)]画面が表示されます。
[スキャン]:証憑を貼付する場合にクリック
[ファイル読込]:パソコンに保存済みのファイルを読込む場合にクリック
[書類の種類選択]画面が表示されます。
[スキャン]を選択すると、スキャンが開始されます。
[ファイル読込]を選択すると、エクスプローラが表示されますので、読込むファイルを選択して、[開く]ボタンをクリックします。
※ポイント![書類の種類選択]に目的の[書類の種類名]が表示されない場合
[書類の種類選択]画面には、証憑保存機能の[業務分類]画面で[スキャン]の権限を設定した[書類の種類名]のみが表示されます。
権限を設定していなかったり、権限が[閲覧のみ(全書類)]になっていたりする[書類の種類名]は表示されません。
[保存します。よろしいですか?]と表示されます。
仕訳の証憑番号が未入力の場合は、証憑データに自動付番され登録されます。
証憑保存機能に保存済みの証憑を、ドラッグ&ドロップで貼付できます。
別ウィンドウで証憑の選択画面が表示されます。
仕訳に証憑が貼付されると[証憑]の列にクリップマークが表示されます。
「インボイス・マネジャー2022」に、さらに機能強化を行い、2023年9月に提供を予定している「インボイス・マネジャー2023」を紹介します。
「インボイス・マネジャー」とは電子帳簿保存法に定める電子取引データの保存要件及びスキャナ保存制度の要件に対応した TKC のクラウドサービスです。
搭載していた機能は現在の FX 4クラウドの証憑保存機能と同じものでしたが、そのインボイスマネジャーにデジタルインボイスの送受信機能を搭載した「インボイスマネジャー2022」を、2022年12月に提供いたしました。
また、インボイスマネージャーは証憑保存機能と異なり、経理部門以外の現場の担当者の利用も想定しています。
インボイスマネジャー2023では FX 4クラウドをご利用の企業様における DX を支援すべく、より詳細な仕訳を生成できる機能や承認・確定機能を搭載する予定です。
インボイスマネージャー2023では、以下5点のレベルアップを予定しています。
【1】適格請求書発行事業者の登録番号のチェック機能の搭載
【2】より詳細な仕訳生成機能の搭載
【3】承認・確定機能の強化
【4】 Web サイト上の請求書データを印刷感覚で保存できる機能の搭載
【5】ぺポル仕入明細書の送受信機能の搭載
提供予定:2023年9月提供予定
本記事では、これらの5点のうちのペポル仕入明細書送受信機能を除いた4点をご紹介します。
【1】受信または手動で登録した仕入インボイス内の登録番号について、適格請求書発行事業者公表サイトのデータを検索し、まずは当該番号が存在すること(実在性)をチェックします。
【2】当該番号が存在する場合、仕入インボイス内の発行者名について、登録番号をキーにして適格請求書発行事業者公表サイトに記載されている「氏名又は名称」や「屋号」と比較し、異なっている場合は確認を促します。
【3】確認したパターンを保存し、次回以降同一の登録番号及び発行者名の組み合わせの適格請求書が届いた場合は、再度の確認を不要とします、
~具体的なイメージ例~
株式会社 TKC の登録番号が記載された領収書について、これまで「株式会社 TKC 栃木本社」や「株式会社 TKC 東京本社」という名称で受領した実績があったが、新たに「株式会社 TKC 栃木 SC サービスセンター」という名称で記載されていた場合、確認を促し、ボタンをクリックすると、当該確認実績が記録され、次回の確認は省略される。
デジタルインボイスには、取引先名・品名・課税分類コードでその他付随情報がセットされており、これらの情報を正確に読み込むことができます。
これらのデータを活用し、部門コード・勘定科目コード・取引先コード・課税区分コードの元となる取引種類から仕訳データを自動生成し、 FX 4クラウドに仕訳データを生成します。
証憑保存機能では取引先名から仕訳ルールを通して、仕訳を計上できる仕組みはありますが、この仕訳生成機能では、取引先名だけでなく、品名など、より多くの引数から明細単位で仕訳を生成できます。
この仕訳生成にあたっては、TKCで取得済みの「電子インボイスからの仕訳データ生成機能の特許技術」を活用します。(2021年9月取得)
仕訳データの生成ロジックについてご紹介します。
大きな仕組みとしては、勘定科目や課税区分等を紐付けた「取引種類」を、仕入インボイスに指定することで仕訳データを生成します。
【1】インボイスの明細単位で、「取引種類」を指定
【2】指定した「取引種類」は、同一インボイス内の次行以降の明細(未指定の明細等に限る)に複写
【3】複写された「取引種類」を必要に応じて修正
【4】売り手、品名、税区分等のデータセットに対し、「取引種類」を記憶し、次回以降
、同じデータセットの仕入インボイスを受信した際には当該「取引種類」を初期値として自動セット
取引種類を指定すると、同じインボイス内で次の行以降の明細に、当該取引書類を複写します。
これにより明細件数が何百何千とあっても、簡単に「取引種類」を指定可能です。
また明細単位で必要に応じて修正した「取引種類」について取引先名・課税区分等のデータセットに対し、「取引種類」を記憶し次回以降同じデータセットの仕入インボイスを受信した際には、当該取引種類を初期設定として自動セットすることができる仕組みを採用します。
次に仕訳データの出力機能についてご紹介します。
仕訳データの出力は基本的には FX 4クラウドを対象にして行いますが、購買システムや原価管理システムに連携するといったことも考えられます。
このようなことを踏まえて複数種類の出力レイアウトを設計できるようにします。
その種類ごとに CSV やエクセルファイルといったファイル形式を選択できるようにします。
出力先のシステムによっては、貸借区別なく読み込むケース、貸借区分別で貸借を区分し貸借それぞれの単位で行を読み込むケース、 貸借それぞれ別々の列で行が定義されているケースなどがあります。
上記いずれにも対応できるようにする予定になっています。
もちろん出力する列や順番等、日付形式や軽減対象取引区分の出力値など、システムの仕様によって異なる内容について、個別に指定できるようにする予定です。
仕訳生成するにあたって、デジタルインボイスの受信の際に、担当者が誤った取引種類を選択していないかといった確認作業が重要となります。
この確認作業を支援するため、「承認・確定機能」を強化します。
【1】複数の承認権者による多段階の承認に対応
現在は1段階のみの確定機能を、複数の承認権者による多段階の承認に強化します。
【2】承認経路は「書類の種類」ごとに設定可能
「書類の種類」ごとに承認経路を設定できるようにして、金額や部署によって承認経路が異なるケースにも対応できるようにします。
【3】差し戻し処理を行えるようにし、その際には理由等を入力
差し戻し処理を行う際、その理由等を入力できるようにして担当者にその旨をを確認できるようにします。
【4】承認依頼や差し戻しなどの情報をホーム画面に表示し、事実が該当ユーザーに通知
【5】最終承認が行われた後、仕訳生成
仕訳生成は最終承認が行われた後行うようにいたします。
ウェブサイト上の請求書データを印刷間隔で保存できるようにします。
現在ですと、ウェブサイトに表示された請求書データを保存する際、プリンタドライバーを利用して PDF ファイルに変換し、デスクトップ等に一旦保存し、そのファイルを証憑保存サービスでアップロードするといった作業を行っているものと思います。
この作業の簡素化のため「 TKC (インボイス)」というプリンタドライバーを設け、そのプリンタドライバーを選択し印刷ボタンをクリックするだけで 、PDF ファイルへの自動変換を行い直接「インボイス・マネジャー2023」に保存できるようにします。
今後 インターネット通販サイト(ECサイト)での取引がますます増加することが見込まれるなか、「 インボイス・マネジャー2023」を利用することでより簡単に電子取引データを保存できるようになります。
デジタルインボイスでは様々な制限事項がありますが、こちらの記事では、これらのうち一部の内容についてのみ紹介します。
デジタルインボイスは国際的な標準仕様をベースとしている関係上、税込金額がセットできません。
TKCシステムでも特に対応策がないという状況のため、明細金額を税込ベースで記載されている請求書をデジタルインボイスでお送りする場合は、税抜きベースへの変更をご検討いただきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
インボイス・マネジャーの導入を是非ご検討いただければ幸いです。
インボイス・マネジャーとは|電子取引データの保存要件及びスキャナ保存制度の要件に対応した TKC のクラウドサービス
弊事務所では、インボイス制度対応や電子帳簿保存法対応についてコンサルティングが可能です。
福井県内の事業者様を中心に、新しい制度にスムーズに対応できるようサポートしています。
お気軽にご相談ください。