【FXクラウドシリーズ】TKC証憑ストレージサービス(TDS)・スキャン後仕訳方法マニュアル
このマニュアルでは、FXクラウドシリーズ(FX2クラウド、FXまいスタークラウド)のご利用企業に置ける日常業務(仕訳との連携)の一連の流れ中から、スキャン後仕訳の方法とその利用メリットを紹介します。
STEP1 スキャンする
スキャンの方法はコチラの記事をご参照ください。
STEP2 仕訳計上
<1>TKCデータセンターから最新データの受信
FXクラウドシリーズのトップページより「スキャンデータからの仕訳計上」をクリックします。
TKCデータセンターから最新の証憑データを自動受信します。
<2>受信状況の確認
受信したデータの一覧が表示されます。
TDSに登録した「書類の種類」のうち、仕訳計上対象(受信対象)と設定した「書類の種類」が表示されます。
[データ確認]をクリックします。
<3>仕訳計上対象データの確定
受信したデータのうち、仕訳の重複を防ぐためFXにすでに計上されているものがないか確認します。
既に計上済みの仕訳があれば、計上対象のチェックを外します。
画面右下の「計上対象データの確定」をクリックします。
<4>計上対象の仕訳を補正・計上する
- 計上する仕訳をダブルクリックします
- 仕訳の補正画面が表示されます。
画面右上の[補正開始]をクリックします
- 仕訳を補正します
※[仕訳辞書]や[過去仕訳コピー]から仕訳を複写できます
- [OK]ボタンをクリックします。
「正常に保存されました」というメッセージが表示された後、次の仕訳入力に進みます。
STEP3 仕訳帳からの証憑問合せ
「仕訳帳」から計上されているか確認ができます。
マニュアルは以上になります。
「スキャン後仕訳」をする最大のメリットは「仕訳の自動化」
「スキャン後仕訳方式」の大きな特徴となるのが、「仕訳の学習機能」です。
仕訳の学習機能とは、仕訳ルールを会計ソフトが学習していく機能のことです。
取引先や金額など、これまでの仕訳データが会計ソフトに蓄積されていきます。
それら蓄積されたデータをもとに、仕訳入力を会計ソフトが自動で行います。
証憑の貼付についても、会計ソフトが学習したルールをもとに自動で行ってくれます。
仕訳の手入力が減るため、仕訳入力作業の時短、さらにはミスの減少につながります。
「スキャン後仕訳」とは?
TKC証憑ストレージサービス(TDS)で証憑をスキャンし、TKCデータセンターに送信します。
TDSで証憑をスキャンし、TKCデータセンターに送信します。
この証憑を会計ソフト(FX2クラウド、FXまいスタークラウド)で受信して、仕訳を計上します。
その際、仕訳に証憑が自動的に貼り付きます。
スマホやタブレットで証憑をスキャンする場合、スキャンした証憑を見ながら仕訳を入力したい場合におすすめです。
スキャン後仕訳を導入する最大のメリット「仕訳の自動化」
領収書や請求書からの仕訳のパターンを会計ソフトが学習していくため、次回からの仕訳がかんたんになります。
一度仕組みを作ってしまえば、ルーチンの作業が大幅に軽減されます。
TKC証憑ストレージサービス(TDS)、大変便利ですので、ご活用ください!
▶計上済みの仕訳に領収書や請求書を貼付する方法はこちら